<When Will I Get the Vaccine?> 前回からだいぶ間が空いてしまった。仕事(在宅で翻訳)と、子供のホームスクーリングの手伝いと、家族3人の3度の食事の支度で、気がつくと一日が終わってしまう。もう2月も半ばに近い。
ロックダウン生活も6週目になった。自分や家族が健康である限りは、それほど苦痛ではないもの、不要不急の外出ができず、友人とも会えず、24時間家の中で家族と過ごし続ける状態が少々しんどくなってきた。昨日も今日も似たような日々の繰り返し。食卓の会話も、誰もネタがないので続かない。一日中やることはあり忙しいので、退屈というのとは違うが、張り合いがなくて、単調すぎて、うんざりする。まだしばらくは我慢するしかなさそうだが、つい明るい希望を探したくなる。
イギリス国内のワクチン接種が順調に進んでいることは一つの救いだ。BBCのニュース記事によれば、今日までに1300万人以上が接種を受けたそうだ。最もリスクが高い70代以上の高齢者、介護施設居住者と職員、重大な基礎疾患のある人たちへの接種があと一週間ほどで完了する予定で、その後は順次対象年齢が下がっていき、5月初めまでに50代以上が、そしてさらに警察官や学校教員が接種を受けられるようになるという。先月政府が発表した計画どおりである(「ワクチン接種キャンペーン」)。
ワクチン接種済みの集団が増えていっても、ロックダウンやその他の規制が緩和・解除されるかどうかはまた別の問題だが、それでも、ワクチンさえ打てば少しは自由になれるような気がしてしまう。私は50代前半なので、本格的な春が訪れる5月には免疫力が大幅にアップしているはず。ほとんど元の生活に戻れるのではないか・・・と、祈るような気持ちでいる。