3度目のロックダウン、7日目

<Day 7 of the Third Lockdown> イングランドでは先週、1月5日(火)に3度目のナショナル・ロックダウンが始まった。ここモートン・イン・マーシュの町も人や車の往来がぐっと減り、一日中とても静かである。

前回11月のロックダウンとは異なり、今回は学校もすべて閉鎖。オンライン授業に切り替わったので、我が家の小学生も午前9時から午後3時まで、コンピューターで学んでいる。初めは親も子も、先生たちも、プログラム(MS Teams)の使い方が分からず四苦八苦した。教材のファイルが消えたり、音声のエコーを止められなかったり、通知が全員に届いていなかったりした。政府の宣言で急対応を迫られた学校は相当混乱していたと思う。一方、生徒たちも、スクリーン上に友達を見つければもちろん大喜びだし、いろいろなアイコンを押してみたり、チャットをバンバン送り合ったりと、最初の数日はまったく授業の体をなしていなかった。小学生にオンライン授業なんて絶対無理だって!と思わずにはいられなかった。

けれど今日あたりから、なんとなく軌道に乗ってきたようだ。息子の部屋のドア越しに、算数の授業がちゃんと進んでいる様子が見えた。コロナ禍の今、他に方法がなければこれでやっていくしかない。「最初は問題も起こるだろうけど、とにかくやってみましょう」ということか。イギリス人はまず歩き出す。私もそれにあやかって、このブログを書いていこうと思う。